心象風景 音楽

ジョンの魂

2020/07/22

JOHN LENNON / Plastic Ono Band:ジョン・レノン / ジョンの魂

ジョンの魂

毎年12月8日になると「今日はジョンレノンの命日だなー」とつぶやく。

小学生からビートルズを聴き始め、中学生でレコードを買い集め、それ以降は音楽の幅も広がったが、私の音楽の原体験はビートルズだ。

ポール・マッカートニーは、現代のモーツァルトとも言えるほど天才的な音楽家だと感じるが、それでも私はジョンに惹かれる。

彼の素行や性格を深く知れば、嫌な奴だし、絶対友達にはなりたくない人間だし、思想的にも同意できない所がある。

そんな風に感じながらも、ジョンに惹かれてしまうのは何故だろう。
きっと「愛している」からなのか? ここ数年そんな事を考えている。

ジョン・レノンの歌声は切ない。
「With a Little Help from My Friends」のバックコーラス。
「Shes leaving home」のバックコーラスとエンディングの「Bye bye」…。
とても地味な部分だが、これらの切ない歌声は私の心の中に沁みついている。

そして、アルバム「ジョンの魂 」を聴いて何度涙したことか…。

12月7日にリリースされたポール・マッカートニー&ウイングスの『ウイングス・ワイルド・ライフ』と『レッド・ローズ・スピードウェイ』のリイシュー盤には、“Dear Friend”の弾き語りバージョンと2018年リマスター・バージョンが収録されているそうだ。

これはジョンとポールが仲たがいしていた1971年当時、ポールがジョンに向けて話しかけているような曲。若い頃のポールの苦悩が伝わってくる。



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