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CAMEL "Moonmadness tour 2018"

2020/07/22

camel_ticket私が17-8歳頃に最も聴いたアルバムがCAMELの「Moonmadness」という作品です。

昨年の12月、突然古い友人からLINEで「CAMELが来日します」というメッセージが届きました。実に30年以上も会っていない友人ですが、青春時代を共に過ごした心の友です。

その来日公演が「Moonmadness」完全再現ライブということで、非常に心を動かされました。
camel-moonmadness-tour-2018

17-8歳の頃に親しんだ音楽は(他の芸術も)、その後の人生に大きく影響していることは、常々感じています。

迷わずに一緒に行くことを決意し、申し込みを依頼しました。
チケットは抽選でしたが、見事に二人分当選し、先日「届いたよ」という連絡と共に送られてきたのが上記の写真です。

いよいよ5月に入り、友人との再会も、CAMELのライブも心待ちにしています。

camel / moonmadness:キャメル / ムーンマッドネス

camel_moonmadness1976年リリース。CAMEL4作目のこのアルバムはオリジナルメンバー最後の作品であり最高傑作だと思う。邦題は「月夜の幻想曲(ファンタジア)」。

小説「白雁」のストーリーを音で綴った前作「SNOW GOOSE」の制作過程で、恐らく音楽性や表現力が飛躍的に向上した彼らが、純粋に楽曲を制作し、持ち前の抒情的な美しさや温かさを残しつつ、シンセの積極的導入とジャズ/フュージョンの要素もうまい具合に加味され、実にCAMELらしい70年代を代表する珠玉の作品となった。

幻想的なジャケットも魅力で、見開きの絵を眺めながら、何度針を落としたか分からない。
camel_moonmadness

ところで、アメリカ盤のジャケットは以下のデザイン。
この辺はプロモーターの判断なのかどうか知らないが、当時のアメリカでは、CAMELの良さをどうやってアピールしたいのかとても疑問だった。

camel_moonmadnesscamel_moonmadness

::こちらで試聴できます。



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